生活の悩み

子育てが楽になる方法はある!ベテラン心理カウンセラーたちから学んだこと

子育ての悩みというのは、生きている限り尽きないものです。

ようやく一つの問題が解決できて安心だと思ってもまた次がやってきます。

子供が大きくなってもこれはずっと続いていくので、子育ては本当に大変。

「全然大変じゃないですよ、むしろ楽しい♪」という人もたまにいますが、そういう人は精神力が高く、本当に尊敬します。

私は”育児”を楽しいと思ったことは今までないのですが、”子供がいること”が楽しく幸せだなぁ、生んでよかったと毎日思います。

うるさいときもあるし、学校で問題を起こすことが何度もありますが、息子二人ともいないと寂しいですから。

今回は子育ての悩みがでてきたとき、どう子供と向き合ったらいいのか、どう負担を軽くできるのかなどについて私の経験からお話します。

 

子供に言うことを聞かせようとしない

まず、幼くても子供を子ども扱いしてはいけないですし、未熟者としてみてはいけません。

ひとりの人格を持った人間としてみて、意思を尊重してあげることを忘れないようにしてください。

子供は大人以上に感受性が豊かで、純粋で素直な気持ちをもっています。

魂年齢も子供のほうが高いこともあるくらいです。

親が、子供は親の言うことを聞くのが当たり前という考えだと、無意識のうちに子供をコントロールする癖がついてしまいます。

コントロールされるのを子供が嫌がるのは当然ですし、反発が酷くなります。

子供が反発すると余計でも親はコントロールしようとするので、悪循環です。

もし注意するなら、例えば、「ここで騒いじゃダメっていってるでしょ!」ではなく、「病気で寝ている人もいるかもよ。騒ぐとその人も周りの人もすごく困るよ」と周りがどんなに迷惑するか、困るかということを淡々と伝えるのです。

また、「あなたが逆の立場ならどう思う?」と考えさせることで、子供としては「あーそうなのか」と納得してやめます。

人の気持ちを考えることができる大人に育てるには、小さいときからやっている行為が人の迷惑になることを教えていくとよいですよ。

 

学校から呼び出された、友達とケンカした、まず子供に共感する大切さ

自分の子供が学校でほかの生徒と喧嘩をしたとか、授業を妨害した、教室を抜け出したとかで電話がかかってきますよね。

私の子供たちはしょっちゅうでした。

どうしてそんなトラブルが起きたのか理由をきいていましたが、気持ちに寄り添って共感するということはできませんでした。

過去を振り返ってみて、もっとちゃんと子供の思いを受け止めることができてたらと後悔しています。

学校で喧嘩したら理由もよく聞かずに頭ごなしに叱ってしまう先生が多いようです。

大勢の生徒を抱えていて、そんな個人の喧嘩のことで時間をとられたくない、面倒くさいという理由からでしょう。

学校の先生は色々いますから仕方ないですが、せめて家庭だけでも、どんなに悪いことをしてもまず親として共感してあげることが何よりも子供の心の安定につながるんだと今思います。

共感してから、次からどうすればいいか子供と一緒に対策を考えるのがいいのではないでしょうか。

 

完璧さを子供に求めることをやめるとイライラから解放され楽になれる

親はどうしても自分の子供に色々期待してしまいます。

勉強ができるようになって欲しい、スポーツで優勝してもらいたい、生活態度をちゃんとしてほしい…など。

親の期待に応えようとする子供はお利口さんで、学校の先生と親にとって”いい子ちゃん”ですが、社会に出ると完璧でないといけないというプレッシャーから挫折しやすく、精神が病みやすいのです。

大人の親でも完璧どころか抜けまくっているのに、子供にあれこれ出来るように、と期待を寄せるのはおかしな話です。

子供の立場になってみたら非常に迷惑なことだとわかるでしょう。

どの育児書にも書かれていますが、子供の得意なところ、興味をもっているところを伸ばすほうに力を要れるほうが伸び伸びと育ちます。

どこかで耳にしましたが、いまどき「5教科の成績が4とか5の評価の子」はダメだそうです。

むしろ、1つの教科だけ5で、あとは3のほうがぜったい将来性があるそうです。

個性もそうですし、人よりも優れたスキルが1つでもあるということがこれからの時代大切なのです。

だから、たった一つだけ人よりも優れたところがあればよく、それを伸ばしてあげるのがいい子育てです。

完璧なのは今の時代、求められていません!

あれもこれも完璧にしなくていいと思ったら育児のストレスなくなりませんか?

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子供は親が思っている以上に甘えたい

子供は親が思っている以上に、いつまでも親に甘えたいのです。

特に兄弟姉妹がいる家庭では、「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからしっかりね」といわれがちです。

甘えたいのにそんな言葉でスルーされる子供の気持ち考えてみてください。

親が何度もいうから「自分はお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからしっかりしないといけないだな」と意識の中に刷り込んでいくようです。可哀そうに…

うちの子は中学生ですが、私が半日外出しているだけで寂しいみたいで、家に帰って来るや否や「お母さん、寂しかった~」とハグしてきます。

いくつになっても寂しいものは寂しい、甘えたいものは甘えたい!

お兄ちゃんなんだから、男の子なんだからとかどうでもいいのです。

特に男の子は子どものうちに力いっぱい甘えさせておくと、自立が早いといいます。

親の役割は、ちゃんと子供の心を愛情で満たしてあげる

これに徹することができたら、変な道に大人になって進みません!

小さいときに、親の都合で我慢させるのが一番いけないこと。(長時間保育に預けるとか)

我慢させて感情を押し殺してしまうと、泣きたくても泣けなくなります。

感情をため込むからうつ病を発しやすくなる。。

子供は小さいときに思う存分感情を出させるようにしてください。

そして、よしよしと言いながら抱きしめて、頭をなでてあげるだけで子供の心は安定してきますから。

人生の豊かさとは?の本当の意味を知って人生が変わった

私自身、誇れる子育てはしていません。

間違いだらけ、失敗だらけで、悩みながらでも前に進んで二人の息子を育てています。

ですが、自分が心理カウンセラー、尊敬する占い師などから長年教わったこと、学んだことは目から鱗であり、今育児に悩んでいる人に内容をシェアしたいという思いからこの記事を書きました。

誰かのお役に立てれば嬉しいです。

 

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