十代後半ぐらいからそうですが、大人へと成長していくと親兄弟と意見や考え方が合わないと思うことがよくあります。
私も20~30代のときはよく親と意見が衝突していて家を早く出たいと思っていました。
そういう思いもあって親元を離れて海外に何年か住みました。
自分の実の親でも一緒に暮らしていると嫌だと思うこともあるのに、義父母と同居となると血のつながってない人たちですから、ストレスもMaxになりますね。
同居したくなくても事情があって一緒に住まないといけないならば、かなりの覚悟が必要です。
波風立てずに仲良く平和にずっと暮らせたらいいのですが、それを実現できている人はほんのわずかではないでしょうか。
そこでどういう心構えで同居していけば自分はストレスをためないか、苦労しないかについてお話していきますね。
義父母と同居するのにストレスをためないようにする
義父母と同居すると生活上でいろいろトラブルが起きますし、不平不満も多くなります。
特に嫁と姑が仲がわるいのもこういうところからきています。
まず簡単にまとめてみます。
・義父母に気に入られようとする、いい人ぶると疲れて長続きしない
・ルールを作っておく
・自分の居場所の確保
・相手に依存しない
お嫁さんは、義父母に気に入られたいという思いがあって「よい人」を演じようとします。
ですが、これから何十年も一つ屋根の下で暮らすのですよ。
気に入られるために自分を偽るのは自分自身が疲れますし、決して長くは続けられません。
いい人を演じるのは本来の自分ではないので、ストレスが溜まって何かイラッとするきっかけがあると大爆発してしまいます。
そういうことが起こるとそこから旦那さんや義父母との関係も悪くなって最悪離婚にまで発展することになりかねません。
ですから、最初から出来るだけ自然体の自分を出しておくことが大事です。
また、同じ家に住むので自分の居場所がないということだけは避けるようにしましょう。
自分がリラックスできる空間を必ず確保しておいて、自分の好きなことや趣味活動ができるようにしておくこと。
それにルールを最初に話し合っておくと後々トラブルになりません。
特にトラブルになりやすいのは生活費ですから、きっちり話し合って決めておきましょう。
義父母に依存しているから同居への不平不満が出る
不平不満があるというのは、そもそも相手(義父母)に依存しているからです。
相手をどうにかしてコントロールしたい、こちらの言うことを聞いてもらいたいという気持ちがあるからです。
実親でも難しいのにましてや他人の親ですから、生まれも価値観も考え方もすべて違うのです。
そんな人たちに共感を求めたりするのは間違いなのかもしれません。
義父母と同居するときは、割り切った気持ちで暮らすことが大切です。
生活を始めたときから、この人達に絶対に依存しない、自分は独立するんだ!という気持ちを持つことです。
学校と同じで生活の場は一緒というだけで、自分は自分という思いで生活するとストレスもたまらないはずです。
義父母だって他人と同居するのはストレスが溜まること
同居でストレスがたまるのは、義父母だって同じです。
どうしても自分目線で物事考えて、辛い、面白くない、イライラすると不満を持ちがちですが、自分だけはないということを忘れないようにしたいですね。
自分を殺してまで無理に仲良くする必要はないけれども、相手に不快感を与えたり、気を遣わせたりしないことです。
たまに気の強いお嫁さんもいますから(;^_^A
旦那さんもどちらかの味方をするとと偏ってしまって関係性が悪くなりますので、うまくバランスをとることが自分の責務だと自覚することです。
同居は本当に全員の努力が必要です。
誰かが偏った考えや行動すると絶対壊れてしまうものです。
同居を始めるときは、ちゃんと役割分担を決めておいてお互い認知しておくことが上手くいくコツだと思っています。
割り切った同居生活でも義父母が困ったときは助ける精神
どんなに割り切った同居生活をやって依存してなくても、義父母が困っているとき、悩んでいるときはさっと助けてあげることが大切です。
「あなた方には依存しませんし私は私だから知りませんよ!」というのではなく、ひとりの人間として人が困っているときは手を差し伸べる。
意地悪や頑固な義父母であっても、困っている人を助けるのは徳積みにもなりますし人として当たり前の精神ではないでしょうか。
相手に感謝されることを期待したり、恩を着せたりせずに困っているから助けるという無償の愛が必要だと思うのです。
自分の魂の成長のためにも、常に人助けの精神は忘れないようにしたいものですね。
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