小学低学年のお子さんを持つ方からご相談がありました。
わたしには小1の息子がいます。店に連れて行くと、必ず何かおもちゃを買ってくれと言って聞きません。この前かったばかりだからダメだというと怒ったり、その場から動かなくなったりして抵抗します。今時こういう子はちょっと珍しいと思うのですが…最初のうちは買ってあげていたのですが毎回こういう状態なので、買い物に一緒に行くのがはっきりいって嫌です。
どう対応するのがベストでしょうか?ご回答宜しくお願い致します。
私の子供、二人ともそんな感じでした(; ̄ー ̄A
家におもちゃはたくさんあるにもかかわらず、次から次へと欲しくなるという。
しかも、店では無理して選んでいる様子で、本当に欲しくて選んでいるわけではないのがわかります。
「買い物に行く=どうしても買わないといけない」という方程式が子供の頭の中で出来上がっていたんだと思います。
ですから、買い物に連れていくときは「今日も買って」っていうんじゃないのかと心配でした。
私自身も相談者様とこの同じ問題で悩んでいた時期があって、元仏教徒だった占い師さんに相談したことがありました。
ある方法を教えてくれて実際とても効果があったので、その内容をシェアさせていただきました。
子供が店で毎回「おもちゃを買って!」と駄々こねるときどう対応すべきか
子供の欲しいおもちゃが100~300円ぐらいで、安ければ買ってあげてください。
その買ったおもちゃをいつかほったらかしにするようになったら、本人の目の前で容赦なく捨てます。
その親の行動に対して、ぎゃん泣きしようが関係なく捨てます。
なぜなら、”無情”を子供に受け入れるさせることが大切だからです。
Aというおもちゃを買ったら、Bは捨てないといけないとおぼえさせる。
捨てることは諦める強さになっていく。
逆に捨てられないというのは、囚われ(執着)となり、気持ちを切り替えられなくなります。
ひとつ買ったらところてん方式で以前のおもちゃを捨てられるというのがわかると、買うのをとどまることを子供は覚えていくのです。
欲しいというのは、本当に欲しいのではなくただ買わないと済まないという思いだけ。
この気持ちを親が否定してしまうと無力感が生まれ、社会に対して否定的な心が育ってしまいます。
ですが、自分が欲しいものは形を変えれば手に入るんだと思うと、社会そのものを信じられるようになります。
おもちゃと社会、一見関係ないように思えますが、子供が社会を信じて生きていくために深い関わりがあるのです。
社会を信じない大人にならないように、このような育児方法もあるのだと知っておかれるといいと思います。
子供のおもちゃへの執着をなくす
一つ新しいものを買うならば、古いものを捨てるという循環(=サイクル)が本当に大事です。
子供も大人と同じで、物が増えれば増えるほど、それが執着になりますし、わがままになります。
ですから、親は買い与えるだけでなく、子供の物を管理して増えないようにすることが大切です。
兄弟がそのうち使うからという理由で古いおもちゃをたくさんため込むのはよくない。
そんなに高額でなければとにかくもったいなくても一旦捨てて、必要になったときに新しいものを買えばいいのです。
子供のうちはしっかり感情を吐き出させることがいかに大切か
もし、子供が捨てることで大泣きしたり、怒り狂ったとしても、感情はしっかり出させてください。
子供のうちに感情を出すというのはとても大切なことなので、その感情を親が押さえつけようとすると、大人になってからその場所にあわせた感情コントロールができなくなります。
例えば、職場で急に頭にきて怒鳴り散らしたり、公の前で泣き喚いた野々村議員が過去にいましたがそれも例ですね^^;
「もう恥ずかしいから泣かないの!」とか「いい加減にしないと怒るよ!」と逆に親が感情的にならないということです。
多少うるさくても思う存分泣かせてあげて、「よしよし泣いていいだよ」といって抱きしめてやるのが親の役目です。
子育てに悩んでいるお母さん、お父さん、こちらも参考に↓