テレビでお笑い番組をみていたときのことですが、数名の芸人が「入山禁止されている山にはいってカブトムシを大量に捕まえて、売りまくろうぜ!」と冗談まじりに言っていました。
ネタとしていっているので本心じゃないと思いますが、生き物を売ることとスピリチュアルの関係を考えさせられたので私の思いを書いてみたいと思います。
カブトムシを大量に捕まえて売る行為
カブトムシは昆虫です。
昔は住宅が今ほどなかったので、どこでも捕りやすかったのですが、今はなかなか見つかりません。
山や林に行って捕らないといけないので、店頭でもペア2000~3000円ほど割と高額で売られてたりします。
私の子供が小さかったときに、店にクワガタを売りにきていたお兄さん二人がいました。
どうみても詐欺グループの「受け子」にしか見えなくて、この人達から買うのがなんだか怖いと思っていました(・_・;)(子供が欲しがったので結局買いましたが)
なんだか、純粋な感じで昆虫を捕ってきて売っているというよりも、「金儲け」をしたいという匂いがプンプンしたのです。
確かに、カブトムシ、クワガタムシは今は希少性が高いのでお金儲けができるかもしれません。
ですが、それらを金儲けの材料にしたいという精神がよくないです。
虫は生き物です。生き物をお金に変えるというのがどうもスピリチュアル的にはNGなようです。
生き物を金としか見ないペットショップやブリーダー
ペットショップは、犬、猫、鳥、爬虫類、熱帯魚など、ブリーダーのほうも犬や猫を売っています。
ですが、結局、売れ残った動物は動物実験に企業に売ったり、処分したりするわけです。
動物たちが最後どうなるかをわかっていながら、いくら稼げるか?を考えるのがこういう商売の人たちです。
また、悪質なショップでは、狭いガラスの檻に長い間入れられて、し尿も片づけられないまま劣悪な環境で過ごしているワンちゃん、猫ちゃんもいます。
すごく悲しそうで寂しそうで、ストレスが溜まっている目をしているので、私はペットショップの前は通らないようにしています。
ですが、ショップよりもむしろブリーダーのほうが酷かったりします。
まだ大人になってない犬や猫を交配させて次の赤ちゃんを産ませるというところもあると聞いています。
人目がつかないところで育てているので、実際にどんなことをされているのか誰も知る由がありません。
こういう商売をする人は、生き物=金 という考えをもっていて、慈愛もなにもありません。
飼う人がいるから、需要があるから供給側がいるわけでビジネスとして割り切ってやっているんでしょうが、まともな精神ならこんな仕事に就かないと思いますね。
ペットを捨てると天罰が下る
ペットを飼ったけれども、思った以上に世話が大変だから、懐いてくれないから可愛くない、という理由で手放したいという人もいます。
ですが、買ってしまったからには責任というのがつきます。
どんな小動物もそうです。
生き物を飼うって、長年そのペットと付き合っていくということなので、相当覚悟のいることなのです。
ただ、癒されるとか、流行りだからという軽い気持ちで飼うのは絶対にゆるされないこと。
私は去年、スズムシとコオロギを飼っていました。
ぴょんぴょん籠の中で飛びまくるので、毎日「ぎゃー」といいながら恐怖の餌やりやマット掃除をしていました(; ̄ー ̄A
虫でさえも「飼う」って大変だと思ったぐらいです。
生き物は大きさとか関係ないんだなと実感。
育てる責任を放棄することは命を粗末にするということになり、天罰がそのうち下ります。
常識を覆す!?ペットと飼い主のスピリチュアルな関係の記事も良かったら読んでください。